「米川フォーラム」が中日新聞に掲載されました

米川フォーラムが中日新聞の記事で紹介されました

第3回米川フォーラムが2025年2月2日にさざなみタウンで開催されました。

  1. 米川支流を守る会や米川支流環境づくり協議会などを推進する長浜アメニティ会議の松井弘次様からプレゼンテーションされ、米川をきれいな川にする活動が米川流域の住人により継続されていることを発表された
  2. 滋賀県立大学環境科学部准教授の平岡俊一様から県立大学のカリキュラムに組み込まれた米川での実習を通して長浜のまちづくりを学生が研究していることを発表された
  3. 平岡教授をコーディネーターとして、琵琶湖博物館特別研究員の藤岡康弘様、琵琶湖環境科学研究センター専門研究員の佐藤祐一様、NPO法人近江淡水生物研究所の向田直人様による「米川とビワマスをはじめとした自然再生の可能性について」パネルディスカッションが展開された
    • ビワマスは母川回帰性が高いので、親が住んでいる川に戻ってくる
    • 米川にビワマス稚魚が発見されており、産卵床などの整備を推進し、親が住む川にしていくことが課題である
    • 野洲の家棟川では多くのビワマスが遡上するようになったが、その成果を出すまでには5年、10年かかる
    • 米川にかかわる住人、滋賀県、長浜市の協力が不可欠である
    • 水族館は研究者と地元をつなげる役割をテーマにしており、小さな自然再生を実践し、米川に対するアプローチを継続している
  4. 長浜市秘書広報課の安藤和人様による「ハマコン」で参加者による「毎年、米川を遡上するビワマスの姿を見たい」をテーマに、参加者が多くの提案を発表し、多様な見方、考え方を検討できた

中日新聞(2025年1月9日号)びわこ版に長浜・米川「かわまちづくり」~キセキの川人々と成長~と題して記事が掲載されました。
長浜まちなか地域づくり連合会では米川(一級河川で滋賀県が管轄)の溢水対応や米川をもっと活用するために米川まつりなどをとおして毎年活動しています。

キセキの川とは、記事にもある滋賀県立大学の学生が、「こんなきれいな川がまちなかを流れる街は、全国的にも少ない。もっと地元の人は自慢してよいです」と評価され、都会から長浜を観察されていた方から、奇跡的な環境と評されたことによるものです。

中日新聞20250109びわこ版